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2025.12.22

災害時に慌てないために

災害時に慌てないために

日ごろからの「脱出経路」の確認を

地震や火災、水害など、災害はいつ・どこで起こるかわかりません。万が一のとき、命を守るために重要なのが「脱出経路」の確認と確保です。

なぜ脱出経路の確認が必要なのか

災害時、建物の倒壊や火災、浸水によって普段使っている出口が使えなくなることがあります。特に夜間や停電時には視界が悪くなり、慌ててしまうことも。あらかじめ非常口や代替ルートを確認しておくことで、冷静に避難できる可能性が高まります。

家の中・職場・通学路──それぞれの「脱出経路」を把握する

  • 家庭内での確認
    家族と一緒に、玄関以外の出口や窓、ベランダなど、複数の避難経路を確認しましょう。寝室やリビングなど、滞在時間が長い場所ごとにルートを決めておくことも大切です。

  • 職場・学校での確認
    非常口の場所や避難階段の位置を普段から意識するようにしましょう。非常用の案内標識や誘導灯も確認しておくと安心です。

  • 通勤・通学路での確認
    洪水や津波、土砂災害の危険性があるルートはないか、ハザードマップで事前に確認しましょう。通れなくなる道路や橋もチェックしておくと、いざというときの判断材料になります。

脱出経路の確保と備え

  • 家具の固定と配置の見直し
    家具の転倒で通路がふさがれると脱出が困難になります。倒れやすい家具は固定し、出入り口付近は常に整理整頓を心がけましょう。

  • 懐中電灯や靴の備え
    夜間の災害に備えて、懐中電灯やスリッパ、スニーカーなどをすぐに使える場所に置いておくと安心です。

  • 避難訓練の活用
    地域や学校で実施される避難訓練にも参加し、実際の動線を体験しておくことはとても有効です。

まとめ:備えが「命をつなぐ道」になる

脱出経路の確認は、地味なようでいて非常に重要な備えです。自分自身や大切な人の命を守るため、今一度、家の中や身の回りの避難ルートを見直してみましょう。備えがあることで、災害時の行動が確実に変わります。