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2019.07.08

TSUNAMIに負けないサバイバルカプセル

TSUNAMIに負けないサバイバルカプセル

防災に関する世界の取り組みを紹介していきます。
第4回は津波から人命を守るサバイバルカプセルを紹介します。

2011年3月11日、東日本大震災の被災地を襲った津波。自然の驚異が甚大な被害をもたらしました。
その恐怖は「TSUNAMI」の名称で世界中に知れ渡ることとなり、震災から9年が経った今もなお多くの人々の脳裏に焼き付いています。

シアトルを拠点とする航空宇宙エンジニアJulian Sharpe氏は東日本大震災の津波による被害から影響を受け、津波から身を守るための救命カプセル「Survival Capsule」を発明しました。

航空宇宙エンジニアによる設計が可能にする高い安全性

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「Survival Capsule」は津波の発生時、すぐに避難できない人々が簡単に、そして安全に避難できるカプセルです。
このカプセルは救助がくるまで、安全に避難できることを目的として作られました。

付属のケーブルをおもりなどに固定することでいかり代わりとなり、沖に流されることなく救助を待つことが可能。
また形状は球体であるため、津波の強い衝撃や鋭利な障害物の激突にも耐えうるといいます。
他にも落下・衝撃テストや火災・燃焼テストなどあらゆるテストを行い、その安全性を確かなものとしています。

経験豊富な航空宇宙エンジニアのチームによる緻密な設計で強度と生存性を念頭に構築されたサバイバルカプセルは、自然災害が引き起こす過酷な状況や環境で、安全かつ効率的にはたらくことを約束しています。

様々な災害に備える拡張型カプセル

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「Survival Capsule」は津波だけでなく、ハリケーン、高潮、地震、および竜巻の中でも生存者を保護するように設計されました。

円形状のカプセルには災害時に最大5日間、2人から10人の間で収容できる5種類のサイズのバリエーションがあり、それぞれの内部には一人あたり5日間分の物資と水、座席と貯蔵庫を装備。
大容量のカプセルは、市の建物、企業、病院、空港、学校、一般公衆の安全な避難所のために設計されていますが、開発者は今後より小さなカプセルが個人の住居および一般家庭で使用されることを想定しています。

さらに購入者はテザーシステム、ソーラーパネル、ドライパウダーシートのトイレ、室内照明、サラウンドサウンドミュージックシステムなどのオプション機能も追加することができ、小型シェルターとしての機能も注目を集めています。

津波から得る教訓

日本は2011年、東日本大震災で甚大な被害を受けました。震災により失った多くの尊い命は、どんなに願っても取り戻すことはできません。しかし私達はこの悲劇から得た教訓を活かし、いつか起こりうる災害時に被害を防ぐことが大切です。
我々も今後VRを使った技術面だけでなく、命を守る防災アイテムの考案や、防災に対する意識改革にも取り組んでいきたいと考えています。

参考:http://survival-capsule.com/Home.html