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2020.06.04

竜巻が襲ったナッシュビルで人々を救ったVR体験「HEALIUM」

竜巻が襲ったナッシュビルで人々を救ったVR体験「HEALIUM」

突如襲ってくる自然災害の後、被災してしまった地域の生存者は避難所や仮設住宅で不安な日々を送ります。災害の経験がトラウマになってしまうことも少なくありません。アメリカではそのような被災後のストレス緩和策として仮想空間を利用したHEALIUMを開発、実際に導入する試みが行われました。

人々の心を癒すVRの力

2020年3月にアメリカのナッシュビルで巨大な竜巻が発生しました。竜巻は多くの人の家を奪い、27人にも上る死者と77人もの行方不明者を出しました。竜巻が過ぎ去った後、多くの人が集まった避難所へHEALIUMと書かれたVRヘッドセットが運ばれました。人々はそれを着用することにより、仮想空間上できれいなビーチに行ったり動物と触れ合ったり、ニュージーランドの風景を楽しんだりすることができます。HEALIUMを試した被災者の呼吸は次第に深く落ち着いたものにあり、体験に没入できることで、知らない人と共に送る避難所生活の中でも一人の時間を感じられるようになったと言います。VRでの没入型体験は、災害後のストレスを緩和することができるとがわかります。

災害前後で活躍するテクノロジー

今回は、災害後のメンタルヘルスケアに利用されるVRをご紹介しました。災害による様々なトラウマが、テクノロジーの力で緩和されることを期待します。また、自然災害は事前の準備や対策もとても重要になってきます。そちらもVRやAR技術でよりリアルの体験、対策をすることが可能です。弊社でも防災に関するVRやARをご提供しておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

参照元:KC startup helps Nashville tornado survivors escape into VR ‘mental health armor’

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Category VR 

Tag HEALIUM VR開発 竜巻 防災VR