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2026.07.14

vol.34【アイクラちゃんと防災を学ぼう】増えた川の「流速(りゅうそく)」と「水圧(すいあつ)」の恐ろしさ

vol.34【アイクラちゃんと防災を学ぼう】増えた川の「流速(りゅうそく)」と「水圧(すいあつ)」の恐ろしさ

クラウド先生!雨がやんだあとの川を見たら、水が茶色くて、ものすごい速さで流れていたよ。水の量もいつもよりおおくてこわかったよ。

そうだね。大雨のあとは川の水が増えて流れも早くなっているよね!

川の水の流れる速さを「流速(りゅうそく)」、水がギュッと押してくる力を「水圧(すいあつ)」というんだ。
実は、たった10センチ(足首くらい)の水でも、流れていると大人が動けなくなるくらいの強い力があるんだよ。

ええっ!たったの10センチで!?わたしの感覚だと、10センチくらいの水だったら普通に歩けると思うんだけど、違うんだね。

普段の川はゆっくり流れているけど、大雨のあとの川は、プロ野球の選手(せんしゅ)がなげるボールと同じくらいの速さになることもあるんだ。

足元をすくわれる: 水が速く流れていると、足を入れた瞬間(しゅんかん)に見えない力で足を引っぱられて、転んでしまうんだ。
重いものも流される: 流速がはやいと、大きな岩や車、ときには家まで、押し流してしまうんだよ。

水圧(すいあつ)には勝てない

次は「水圧」だね。水がたまっている場所では、水が横から力いっぱい押してくるんだ。

水圧によって起こりえることとしては、
ドアが開かなくなる: 家の周りにお水がたまると、外から水がドアをぎゅーっとおすんだ。こうなると、大人が数人でおしてもドアはびくともしなくなるよ。
マンホールがふきとぶ: 下水道(げすいどう)の中に強い水圧がかかると、とってもおもい鉄のマンホールが、ポンッ!と空高くふきとぶこともあるんだよ。

水がたまっている道を歩くのはどうしてダメなの?

水がたまっているところを歩くのは、ただぬれるだけじゃなくて、水に「力」があるから危ないんだね。流されてしまうこともあるよね。

そうなんだよ!もし水の中を歩かなきゃいけないときには、実はこんなにこわいことがおきているんだ。

見えない罠(わな): 水が茶色くにごっていると、足元にマンホールの穴があいていても見えないんだ。水圧や流速に気を取られているうちに、穴におちてしまうのが一番こわいんだよ。
流れてくる凶器(きょうき): はやい流れに乗って、木や看板(かんばん)が勢いよく流れてくることもあるんだ。ぶつかったら大けがをしてしまうよ。

水は優しく流れているときはきれいだけど、ときにはすごく危ないものに変わるんだね。

そうだね。水の力を甘く見ないで、「あぶないかな?」と思ったらすぐに高いところへ逃げる勇気を持とうね!