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2023.06.22

台風の被害を最小限に!家庭でできる対策10選

台風の被害を最小限に!家庭でできる対策10選

台風は私たちの生活に大きな影響を及ぼす自然災害の一つで、毎年日本全国に甚大な被害をもたらしています。しかし、対策を講じることで、被害を最小限に抑えることができます。本記事では、台風の被害を最小限にするために家庭でできる対策10選をご紹介します。

1. 窓ガラスの強化

台風による強風で、窓ガラスが割れることがあります。以下の対策を行っておくことで、窓ガラスの割れを最小限に抑えることができます。

・強化ガラスへの交換
強化ガラスは、通常のガラスに比べて強度が高く、割れにくい特徴があります。また、万が一割れた場合でも、破片が飛び散りにくいため、安全性が高いです。既存の窓ガラスを強化ガラスに交換することで、台風や強風の際にも割れにくくなります。

・防災フィルムの貼付
防災フィルムは、ガラスに貼ることで割れにくくし、さらに割れた際に破片が飛び散らないようにするものです。透明タイプや、遮熱・遮光効果があるタイプなどがあり、自宅の窓に合ったものを選ぶと良いでしょう。防災フィルムは、ホームセンターや通販サイトなどで購入することができます。また、専門業者に依頼すれば、フィルムの取り付けも行ってもらえます。

・合わせガラスの使用
合わせガラスは、2枚のガラスの間に特殊な樹脂(PVBフィルム)を挟んだ構造のガラスです。これにより、強風でガラスが割れた場合でも、樹脂が破片をくっつけて飛散を防ぐ効果があります。強度や安全性が高く、さらに防犯効果もあるため、窓ガラスとして優れた選択肢となっています。

窓ガラスを強化する場合は、ご自宅の窓のサイズや構造、予算や目的に応じて最適な方法を選択しましょう。

2 .家の外部の対策

台風の風による被害を最小限にするためには、屋根や窓の点検と補強が必要です。屋根の瓦や板金の状態をチェックし、必要な修繕を行いましょう。また、風で飛散する物を取り外し、庭やベランダの家具や植物を適切に保護しましょう。
台風や強風時に飛散物が発生しないよう、周囲の環境や設備を整備・確認することが重要です。以下に具体的な対策方法をいくつか挙げます。

・不要なものの片付け
庭やベランダにある不要なものを整理し、屋内に収納するか、適切に処分しましょう。特に、プランター、園芸用品、自転車やバイクなど、風で飛ばされやすい物は注意が必要です。

・家の周りの植木や木の手入れ
庭木や植木の枝が切れたり、倒れることで家屋への被害や近隣への迷惑を防ぐため、定期的に剪定や整枝を行いましょう。特に、大きな木は専門業者に依頼することをおすすめします。

・屋外設備の点検・固定
エアコンの室外機やアンテナ、手すり、雨どいなどの屋外設備がしっかりと固定されていない場合、強風により風で飛ばされたり倒れる危険性がありますので、きちんと固定されているかを確認しましょう。緩みや異常がある場合は、必要に応じて修理や固定を行ってください。

・物干し竿や日よけの取り外し
台風が近づく前に、物干し竿や日よけ、パラソルなど、風で飛ばされやすいものを取り外し、屋内に保管しましょう。

・駐車場の対策
バイクや自転車が風で飛ばされることを防ぐため、車両を固定したり、ガレージに収納するといった対策が必要です。ガレージがない場合は、駐車場にタイヤ止めや車止めを設置しましょう。それにより車両が風によって動かされることを防ぐことができます。駐車場が斜面にある場合や、風が強く当たる場所にある場合には、特に有効な対策となるでしょう。

・水がたまらないように排水溝の掃除
台風時に水たまりが発生しないよう、排水溝の掃除を定期的に行いましょう。特に、雨水が流れ込むことで家へ水が浸入することを防ぐためにも、排水溝の整備は不可欠です。

3.  家の内部の対策

室内の物の配置を工夫することで、被害を最小限に抑えることができます。重い家具は壁に固定し、ガラス製品は低い位置に移動させましょう。風の風による揺れや倒れによる被害を最小限に抑えるため、家具や家電製品を固定することが重要です。本棚やテレビ、冷蔵庫などは、壁や床に固定具を使用して固定しましょう。特に高い位置にあるものや重いものは、転倒防止用のストラップやアンカーボルトを使用することをおすすめします。

4 .避難時の準備

避難時には避難セットの準備と避難場所の選定が重要です。非常用の持ち出し袋や必要な書類、貴重品をまとめておきましょう。備えておくと良い防災グッズについてはコチラの記事で紹介しております。ぜひこちらもお読みください。

5 .子供やペットの安全確保

台風の影響は特に子供やペットにとって大きなストレスとなります。避難時には子供の避難計画や心理的なサポートが必要です。子供に対しては、日頃から台風の危険性や避難の重要性を分かりやすく説明し、いざという時に備えておくことが大切です。防災教育についてはこちらの記事で説明しております。

また、ペットの避難計画も立てておきましょう。災害発生時に必要なエサや水、ケージなどを用意しておき、安全な場所への移動手段・方法を考えておきましょう。

6 .保険の活用

台風の被害が発生した場合、保険に加入している場合は保険の活用も考えましょう。被害を申告し、適切な手続きを行うことで、経済的なサポートを受けることができます。以下に保険活用の流れをご説明します。

・被害状況の確認と記録
台風が過ぎた後、家屋や車両などの被害状況を確認しましょう。写真や動画で被害状況を記録しておくことで、保険会社に対する証拠として提出できます。

・保険会社への連絡
被害が確認できた場合、速やかに保険会社に連絡して対応を依頼しましょう。家屋に関しては火災保険が、車両に関しては自動車保険が適用される場合があります。保険の内容や適用範囲は契約内容によって異なるため、詳細は保険会社に問い合わせて確認しましょう。

・見積もりと修理業者の選定
保険会社から了承がもらえたら、修理業者に見積もりを依頼しましょう。複数の業者から見積もりをとることで、適切な費用や作業内容を比較検討することが可能です。また、口コミや業者の実績を調べ、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

・修理・復旧作業の実施
選定した修理業者とスケジュールを調整し、修理・復旧作業を実施します。保険金が支払われるまでの期間に注意し、必要に応じて一部負担を行うことがあります。

・保険金の受け取り
修理が完了し、費用の精算が終わったら、保険金を受け取ります。保険会社とのやり取りがスムーズに進むよう、必要書類や証拠を整理しておきましょう。

7 .長期的な対策

単発的な対策だけでなく、長期的な対策も考えましょう。例えば、高台への移住や建物の改築など、台風に強い環境への移行が必要です。また、都市計画や地域の防災施設の活用も重要です。地盤の安定性や排水設備の確認・改善も怠らずに行いましょう。

8 .近隣との協力と情報共有

台風への備えは単独で行うのではなく、近隣住民との協力が重要です。地域の防災ネットワークの構築や防災訓練の参加、情報共有を行いましょう。また、防災団体や自治体が提供するサポートを利用することもおすすめです。

9. 電源や通信環境の確保

台風の影響によって停電や通信障害が発生することがあります。対策として、非常用の電源やバッテリーを準備し、携帯電話やラジオの充電を行っておきましょう。また、緊急時に連絡が取れるよう、家族や近所の連絡先をリストアップしておくことも重要です。

10 .心のケア

台風の被害や避難生活は精神的なストレスを与えることがあります。そのため、家族や自身の心のケアを忘れずに行いましょう。以下に、心のケアに関する方法をご紹介します。

・ストレス管理と心のケア
台風の被害や避難生活はストレスを引き起こすことがあります。以下の方法を試して、心のケアを行いましょう。

リラックス法の実践
ディープブリージングや瞑想、ヨガなどのリラックス法を取り入れて、心身の緊張をほぐしましょう。
趣味や興味のある活動: 好きな趣味や活動に没頭することで、気分転換とストレス解消を図りましょう。

【まとめ】

台風の被害を最小限に抑えるためには、家庭での対策が欠かせません。情報収集と準備、家の外部と内部の対策、避難時の準備と安全確保、子供やペットの安全確保、復旧と保険の活用、長期的な対策、近隣との協力と情報共有が重要です。

台風に備えるためには、台風情報の確認や避難計画の策定、家の点検と補強、重要な物の配置の見直し、避難時の準備、子供やペットのケア、復旧作業と保険の活用、そして長期的な対策と地域の協力が必要です。

家庭でできる対策をしっかりと講じることで、台風の被害を最小限に抑え、家族の安全を守ることができます。防災意識を高め、定期的な点検と対策の見直しを行いましょう。地域の防災活動にも積極的に参加し、安全な暮らしを築きましょう。

台風は私たちにとって脅威ではありますが、適切な対策を講じることで被害を最小限に抑えることができます。家庭での対策は日常的な取り組みとして行い、安心・安全な生活を送るための大切な要素となります。皆さんもぜひ、台風に備えた生活を心がけましょう。


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