2024.10.08
【教育機関向け】防災VRを活用した学校での防災教育事例
昨今、日本では地震や台風などの災害が頻発しており、学校でも繰り返し防災訓練を取り入れる必要性が高まっています。
教育現場でも、子どもたちの命を守るためには、防災教育が欠かせません。
災害時に冷静に対処できる力を身につけるために、学校での防災訓練は非常に重要です。
災害発生時の初動対応や避難行動を生徒たちに正しく教えるためには、実践的でわかりやすい訓練が不可欠です。
そこで注目されているのが、VR(バーチャルリアリティ)を活用した防災の訓練です。
VRを使った体験型の防災教育を導入することで、生徒や教師一人一人の防災への意識が高まることが期待できます。
POINT1:リアルな災害シミュレーションによる防災リテラシーの向上
防災VRでは、地震や火災などの災害をリアルに再現し、避難行動や緊急時の対処法を教師や生徒が仮想空間で体験できます。
通常の授業や講義では得られない、実際の災害発生時の緊張感やリアルな状況下での判断力を養うことができるため、生徒はより現実的に災害対策を学べます。
これにより、防災教育の理解度と記憶定着率が向上します。
POINT2: 振り返りワークによる学びの深化
VR体験後には、振り返りワークを実施することで、生徒たちが防災訓練で学んだ内容をさらに深めることができます。
具体的には、VRで体験したシナリオをもとに、災害時の行動をグループで話し合い、どの行動が適切だったかを振り返る場を設けることが効果的です。
これにより、生徒は災害時の対応について自ら考える力を養い、理解をさらに深められます。
また、教職員からのフィードバックを通じて、次回の訓練に向けた改善点や注意点を共有することができ、実践的な防災スキルを身に付ける助けとなります。
POINT3: 安全な環境での体験型訓練
実際の災害訓練はリスクが伴う場合がありますが、防災VRでは生徒が安全な環境で災害時の行動を体験できるという大きな利点があります。
これにより、生徒たちは実際の危険を伴わずに避難行動や災害対応のスキルを身につけることができ、より安心して防災訓練に参加することができます。
POINT4:教職員向けの防災訓練
生徒だけでなく、教職員に対しても防災VRを活用した訓練が行えます。
災害発生時に教職員が生徒を安全に誘導するための適切な行動を学ぶことができるため、学校全体で防災体制の強化が図れます。
また、定期的にVR訓練を実施することで、災害時のスムーズな対応が可能となり、学校全体の防災準備が万全な状態に近づきます。
実際の導入事例
写真:潟県立柏崎工業高等学校/社会基盤工学における防災体験実習の様子
写真提供:潟県立柏崎工業高等学校様
新潟県立柏崎工業高等学校様に「防災VR地震体験」「防災VR避難訓練」を常設にて導入いただきました。
3月に行われた社会基盤工学における防災体験実習において、部屋の中で地震が発生したらどのように感じるかをVRで実際に体験いただき、また教室で火災が発生した際の避難方法をVRで体験いただきました。
防災VRの導入をお考えの教育機関様へ
私たちの防災VRコンテンツは、地震・火災と防災訓練に欠かせない災害シミュレーションを提供しています。
各年齢層や学校環境に合わせたカスタマイズが可能で、振り返りの資料も提供しています。
学校向けの特別パッケージ価格もご用意しておりますので、安心して導入をご検討いただけます。
防災VRの導入についての詳細やご相談は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社アイデアクラウド
TEL:052-253-9866(平日10:00~18:00)
担当:後藤
Category ユースケース