2025.10.27
vol.23【アイクラちゃんと防災を学ぼう】避難所ってどんな場所?
ねえクラウド先生!
「避難所(ひなんじょ)」ってどんな場所なの?
「避難場所(ひなんばしょ)」っていうのも聞いたことあるけど、何が違うの?
とってもいい質問だね、アイクラちゃん!
実は「避難所」と「避難場所」は、似ているけどちょっと役割がちがうんだ。
えっ!そうなの!?似たようなものだと思ってた!
まず「避難場所(ひなんばしょ)」は、
地震や火事など、命の危険がせまったときにすぐ逃げこむ場所なんだ。
たとえば、公園・広場・空き地などの「安全な場所」だよ。ちなみにそれぞれを示すマークも違ってくるんだ。
なるほど!火事がきたら公園に逃げるとか、それが避難場所なんだね!
その通り!
そして「避難所(ひなんじょ)」は、災害で家に住めなくなったときに、
しばらく生活するための場所なんだ。
たいていは、学校の体育館や公民館(こうみんかん)などが使われるよ。
あっ、避難所は「泊まることもできるところ」で、避難場所は「とりあえず逃げるところ」ってこと?
そのイメージで問題ないよ!
だから災害時には、まず「どこに逃げるか(避難場所)」、
そして「もし家に帰れなかったらどこで過ごすか(避難所)」、
どっちも知っておくことが大切なんだ。
家族といっしょに、近くの避難場所と避難所を調べておくのがいいね!!
そうだね!
市区町村のハザードマップや防災ガイドブックで、
避難する場所とルートをしっかり確認しておこう。
災害が起きる前の備えが、命を守る力になるんだよ。
うんっ、ちゃんと家族で話し合っておく!
防災リュックも見直しておかなくちゃ!
えらいね、アイクラちゃん!
避難所と避難場所のちがいを知っておくことは、
減災(げんさい)=災害の被害を少なくする第一歩なんだよ


