2019.08.22
医療関係者が戦争地帯、自然災害、などで使用するAR
Purdue大学の研究者は、世界中の経験豊富な外科医と医師が、戦争地帯、自然災害、および地方の経験の浅い医師が複雑な手順を実行できるようにする独自のアプローチを開発しました。
遠隔地からの救いの声
ARツールを使用して、遠隔地の医療専門家と世界中の経験豊富な外科医や医師を結び付けます。現場の医療関係者が着用するARヘッドセットにより、遠隔地の専門家のフィードバックを受けることが出来ます。
必要とする人のために
米国国防総省は、現場の医療専門家と、処置中に重要なガイダンスを提供できる基地の専門家とを結びつけることを検討しているため、研究を支援しました。
Purdue大学のテクノロジーは、今後数か月以内に、この技術はバージニア州の海軍基地でテストされ、メンティーとメンターはシミュレートされた戦場で実験を行います。
Purdueの研究者は、メンティーに対するビューの安定化能力を高めるためにも取り組んでいます。
救える命を増やすことができる
この技術は、メンターが指示内容をペンで書いたものが表示され、メンティーは透明なヘッドセットスクリーンディスプレイにより、正確に指示内容が伝わり、施術が出来るようになっています。
これは、経験豊富な医療関係者が現場に行かずして救える命が増える画期的なシステムだと考えられます。
また、災害時だけでなく、新しい人材を育てるための手段にもなりうるのではないでしょうか。