2020.05.26
自然災害の危険性を鮮明に伝える、複合現実型ウェザーニュース
VRを活用した防災訓練や防災に関する活動の事例として、仮想空間で地震や火災を想定したVR防災訓練を行っているところが多くなってきています。 VR防災訓練の強みは、危険を伴わずにリアルな映像を目の前にして訓練を行えることです。それは、例えば火災が起こっていることを頭の中で想像して行う避難訓練よりも効果的です。このように、現実と同じような映像を再現することはとても重要で、自然災害の恐ろしさをしっかりと伝えることができます。今回は、没入感のある複合現実を利用して災害の危険性を伝えるウェザーニュースをご紹介します。
リアルな危険性を伝える複合現実ウェザーニュース
こちらのWeather Channelでは、過去数年に渡って複合現実を利用したウェザーニュースを伝えています。再現されたのは、山火事や竜巻、洪水と様々です。竜巻の危険性の紹介では、竜巻が到来する48時間前から数分前までの状況を再現しながら動きを分析していきます。竜巻到来の48時間前に防災キットの確認や食料と水の補給を促し、24時間前になると住宅への被害を軽減するための適切な補強手順を説明します。このような没入型の映像で視聴者に災害の危険性と準備の重要性を伝えます。
リアルな体験で防災意識を高める
今回は、複合現実を利用したWeather Channelをご紹介しました。普段見るニュースで行われるグラフや地図での説明は、どこか他人事のように思えてしまう方が多いのではないでしょうか。このようなニュースキャスターと共に広がる複合現実の映像は、よりリアルに私たちに危険性を伝えることができそうです。また、防災意識を高めるためにVRを利用して行う防災訓練も非常に効果的です。弊社では地震や火災時の避難シミュレーションを行える防災VRを提供しております。是非お気軽にお問い合わせください。
参照元: https://vrscout.com/news/weather-channel-mr-hurricane-dorian/