2020.02.03
火災時、光で避難誘導をするマスク
暖冬とはいえ空気の乾燥は続き、火災の発生率も高まる季節ですが、もしもの時のための防災対策はされていますか?避難経路などの確認はもちろん、避難時に煙を吸い込まないための対策も必要です。今回は、火災時に煙を吸い込まず スムーズな避難ができるように考えられた「5G Navigation Fire Mask」をご紹介します。
火災時は炎と共に、煙も危険
火災時には炎と共に煙にも注意しなければなりません。火災で発生する煙には一酸化炭素が含まれており、長時間煙を吸い続けると一酸化炭素中毒が進み、命を落としてしまいます。燃えるものによっては、煙に発がん性を伴う有毒な物質も含まれている可能性があり、無事避難ができたとしても後々がんや後遺症を患う危険性もあります。また、煙が発生すると視界も悪くなるため、スムーズな避難が困難となってしまいます。 5G Navigation Fire Maskはそんな火災時の避難用に作られました。名前の通り、5G接続を利用して出口へと誘導してくれるマスクです。
マスクが呼吸を確保しながら、光で経路を教える
5G Navigation Fire Maskは企業や家庭に緊急ボックスと共に設置されます。ボックスの中にある、カプセル状の本体を開くとマスクにすることができ、煙の吸い込みを防ぐことができます。使用者は着用時、マスクの内側にあるテープを使用することで避難時に両手を使うことができるようになります。また、 5G Navigation Fire Maskにはランプが搭載されており、下部のプラスチック部分のレンズから建物の出口へ向かう経路と距離を光で教えてくれます。これにより、呼吸を確保しながら、視界が悪くても確実に出口へと向かうことが可能となります。
それぞれの災害に合った対策を
今回は、呼吸の確保と避難の誘導をしてくれる、 5G Navigation Fire Maskをご紹介しました。火事が発生し煙で視界が悪くなってしまうと、出口もわからなくなりパニックになってしまう方が多くいると思います。煙がたくさんある中、経路を表示するのに光を使用するというのは、とても有効な方法だと思いました。普段からの防災対策も、火事、水害、地震、などその災害に合わせた対策をしていきましょう。