2020.05.12
ショッピングモールやスーパーマーケットで使える震災対策グッズ
自然災害は、いつどこにいても突然襲ってきます。自宅で防災グッズをしっかりと用意していても、スーパーマーケットやショッピングモールなどで突然災害が起きた時のことを考えると、自分たちの防災意識以外にお店側の対策も必要になってきます。今回は、そのようなお店側の震災対策として考えられた「Net Away」という保護ネットをご紹介します。
商品の落下を防ぐNet Away
Net Awayは台湾にある台南工業大学で考えられました。 棚に商品の並ぶ店内では、 大きな地震が発生すると棚から商品が落下し、人を怪我させる恐れや、避難通路を塞いでしまう可能性があります。実際に、マグニチュード4.0以上の地震では、多くの場合商品の落下が発生しているようです。こちらのNet Awayはそのような商品の落下を防ぐためのネットで、地震が発生すると自動でネットが降り、避難通路の確保や怪我を防ぐことができます。
倒れる可能性のあるものはしっかりと固定
今回は、店内で使われるNet Awayをご紹介しました。ショッピングモールやスーパーマーケットでは、小さなお子様もご一緒の場合も多く、お店側がこのような災害対策をきちんと行っているととても安心です。また、お店に限らずご自宅でも棚のものが落下しないような工夫や、棚の扉のロックや棚自体の固定など、もしもの時のために対策をしっかり行いましょう。
参照: https://cascadiaquakekits.com/products/two-week-comprehensive-earthquake-kit-4-person