2020.04.03
病床不足の対応策「CURA Pods」
世界中でCOVID-19パンデミックが発生し、病床が不足している中様々な対応が求められています。今回は、病床不足を受けて設計された一つである「CURA Pods」をご紹介します。CURAは「呼吸器疾患の接続ユニット(Connected Units for Respiratory Ailments)」の略で、輸送用のコンテナを集中治療ユニットとして使用するという考えです。
イタリアで製造中のCURA Pods
輸送用コンテナは、テントを張るくらいの時間で設置することができるため、今求められている迅速さを確保して対応することができます。また、閉鎖的な隔離空間に出来るため、ウイルスの拡散を防止します。個々のユニットをインフレータブル構造で接続できる設計により、数時間でユニットを展開できるようになりました。現在、最初のユニットはイタリアのミラノで製造されているようです。
ウイルスを移さないために
今回は、COVID-19パンデミックに伴って開発されたCURA Podsをご紹介しました。連日報道されているように、COVID-19は日本を含め世界中で深刻な状況になっています。無症状でも感染している可能性は大きくあります。今行うべきことは何かを常に考え、移らないようにはもちろん「移さないように」可能な限り外出することを控えましょう。
参照: http://www.tuvie.com/cura-offers-open-source-design-for-emergency-covid-19-hospitals/
Category 防災グッズ