2020.03.19
防災準備は大変というイメージ払拭に向けて
どれだけ大切かわかっていても、つい後回しにしてしまいがちな 防災用品の準備。すぐにできる準備でも、使用頻度が少ないと腰が重くなってしまいますよね。実際に防災リュックなどをきちんと用意している家庭は3割程度だと言います。今回はそのような防災準備の問題点を解決するデザイン「並べる防災」をご紹介します。
パズル感覚で楽しく並べる防災
並べる防災は神戸新聞社によって考えられた、防災準備を楽しくするデザインです。新聞見開きサイズの紙の上にパズルのように防災用品を並べるだけで防災準備が完了するという仕組みです。国や行政による防災対策が行われている中、個人での防災意識をもっと強く持たなければならないと考えた新聞社は、新聞社という社会的な信用力を生かして地域と共に課題解決をしようという思いで「並べる防災」を考えました。「防災準備は大変」というイメージを払拭し、 ちょっとやってみようかな、という気持ちで防災準備を楽しく行うことができます。
防災準備へのマイナスイメージの払拭
今回は楽しく防災準備を行うことができる「並べる防災」をご紹介しました。防災準備へのマイナスなイメージはまだ強く残っていると思いますが、このような楽しい、気軽にやってみようと思える防災準備のコンテンツが増えてくると個人の防災意識も自然と高まるのではないでしょうか。現在では、おしゃれでインテリアの一部として設置することができたり、価格もお手軽にな防災グッズが増えてきているのでそのようなものを活用して、楽しく防災対策が行えるといいですね。
参照: https://clios.com/awards/winner/direct/kobe-shimbun/emergency-collectibles-35305