2025.02.10
【アイクラちゃんと防災を学ぼう】 マグニチュードってなぁに?

ねえ、くも先生!地震のニュースで「マグニチュード」ってよく聞くけど、あれって何のことなの?震度とは何か違うの?
よく気がついたね、アイクラちゃん!「マグニチュード」と「震度」はどちらも地震の大きさを表す言葉だけど、実は意味がちょっと違うんだよ。今日はその違いを説明するね。
やっぱり違いがあるんだね。
うん!教えて、クラウド先生!
まず、「マグニチュード」について説明しようか。
マグニチュードは、地震が発生したときに地球の中で起こるエネルギーの大きさを表しているんだ。地震の「パワー」みたいなものだね。
じゃあ、マグニチュードが大きいほど、地震のパワーも強いってこと?
その通り!マグニチュードの数字が大きいほど、地震が発生した時に出たエネルギーが大きいということになるんだ。たとえば、マグニチュード5.0よりも、マグニチュード7.0の方が何倍も強い力が出ているんだよ。
なるほど~!それがマグニチュードか。でも、震度はどう違うの?
そうだね、今度は震度について説明するよ。「震度」は、地震が起きた場所での揺れの強さを表しているんだ。つまり、震度はその場所で感じる「揺れの大きさ」なんだよ。だから、同じ地震でも、震源に近い場所は震度が大きく、遠い場所は震度が小さいことがあるんだ。

じゃあ、地震のパワーが大きくても、発生場所から遠くにいると、あまり揺れないこともあるんだね!
そうそう!たとえば、マグニチュードが大きくても、震源が海の遠いところだったら、揺れが弱いこともあるんだよ。逆に、マグニチュードが小さくても、震源がすごく近いと強い揺れを感じることがあるんだ。

この図をみてごらん。
震度0や1だと人はほとんど揺れを感じないのに対して、震度が強くなると立っていられなくなり、建物なども倒壊する恐れがあるんだよ。
なるほど。
マグニチュードは「地震そのものの規模の大きさ」を表していて、震度は「その場所での揺れの大きさ」ってことだね!わかったよ!
その通り!だから、地震のニュースでは「マグニチュード〇〇の地震が発生しました」って言ったあとに、「各地で震度〇〇の揺れが観測されました」って報告されるんだよ。
どちらも大事な情報だから、ちゃんと覚えておこうね。
うん、ニュースを見たときにちゃんと理解できるようになった!今日もありがとう、クラウド先生!
どういたしまして、アイクラちゃん!
これからも一緒に防災のことをしっかり学んでいこうね。
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