2024.10.15
【行政・地方自治体向け】防災イベントでの防災VR/AR活用例
防災対策の現場では、災害に対する知識や対応力の向上がますます重要視されています。
特に、行政や地方自治体が地域住民に防災意識を深めてもらうためには、実践的でわかりやすい方法が求められます。
そこで注目されているのが、VR(バーチャルリアリティ)を活用した防災訓練や防災イベントです。VRを使うことで、住民は災害時の状況を仮想的に体験し、危険なくリアルな環境を体験できるため、参加者体験型としてより親しみやすく、効果的な防災訓練が可能になります。
VRを活用した防災対策の4つのメリットを、実際に「防災VR/AR」をご利用いただいた事例と合わせてご紹介します。
POINT1. 防災VRを利用した災害シミュレーション
災害時のリアルな状況を仮想現実で体験できる防災VRは、地域住民が現実さながらの緊急事態を安全な環境で体感できる技術です。
地震、火災、浸水など、さまざまな災害シナリオをシミュレーションできるため、住民は災害時の行動手順を実際に体験しながら学ぶことができます。
これにより、従来の講義形式の防災訓練では得られにくかった「体験による学び」が可能となります。
POINT2. 地域防災イベントへの導入
行政や地方自治体が主催する地域防災イベントでは、防災VRを活用することで参加者の関心を集め、体験型の防災教育を提供することができます。
防災フェアや防災訓練日などでの活用により、参加者が実際に災害時の避難行動や緊急対応を体験できるブースを設置することで、単なる見学型イベントから「学びのある参加型イベント」へと進化します。
POINT3. 高齢者や子ども向けの防災教育
VRは、さまざまな年齢層に対応できる柔軟な教育ツールです。
特に、高齢者や子どもなど、従来の訓練や講義形式の防災教育に参加しづらい層に対しても、わかりやすく、直感的に災害の対処法を教えることができます。
視覚的・体験的に理解を深めることで、地域全体の防災力向上が期待できます。
POINT4. 防災意識向上と地域の安全強化
防災VRを取り入れたイベントは、単なる知識の提供にとどまらず、地域全体の防災意識を高めるためのきっかけとなります。
実際に体験することで、自分自身や家族、隣人を守るための行動をより現実的に考えるようになり、防災対策の重要性を再認識することができます。
また、自治体としては、住民の防災スキル向上を支援し、災害に強い地域づくりを推進することが可能です。
実際の活用事例
写真:港区総合防災訓練(赤坂会場)での防災AR体験の様子
写真提供:東京都港区様
『~ 関東大震災から100 年 ~ 過去から学び、今できることからはじめよう』をテーマにした、1,500人規模の港区総合防災訓練で、「防災AR火災体験」「浸水AR」を導入いただきました。
AR体験は、年齢制限がなく、どなた様でも利用できます。
当日は小さなお子様から、ご年配の方までたくさんの方に防災ARを体験いただきました。
【防災VRの導入にご興味のある自治体のご担当者様へ】
防災VRは、住民一人ひとりの防災意識を高め、災害時に備えた実践的な訓練を提供するための新しいツールです。
私たちの防災VRは、行政や地方自治体の防災イベントでの活用をはじめ、学校や企業の防災教育にも幅広く対応しています。
さらに、行政向け専用のパッケージ価格もご用意しており、地域の規模やニーズに応じた最適なプランをお選びいただけます。
お手軽に導入できるプランから、大規模イベント向けのカスタマイズ対応まで、幅広いニーズにお応えいたします。実際の災害状況をリアルに体験できるVRシミュレーションを通じて、地域の安全性を高めるための効果的な防災訓練を実施してみませんか?
詳細や導入のご相談は、下記へお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社アイデアクラウド
TEL:052-253-9866(平日10:00~18:00)
担当:後藤
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