2024.03.12
火災から身を守る方法:火災発生時の対処法や事前の備え
財産だけでなく、命をも奪う火の脅威から逃れるためには、“いざ”という時のことも考えておかなければなりません。
命を守るためには、実際に火が出た際の対処法を知っておくことが大切です。
本記事では、火災発生時の対処法や、火災に対する事前の備えなどについて解説いたします。
火災発生時の対応
●早期通報
火災が発生したら、速やかに消防署へ通報しましょう。
早期の通報は迅速な消火や避難に繋がります。
携帯電話や無線機など、通信手段を事前に確保しておくことが大切です。
●安全な場所への避難
火災発生時には、安全な場所への避難が重要になります。
ドアや窓にはタオルや布を巻いて隙間を塞ぐことで、煙の侵入を防ぐことができます。
安全なスペースに避難した際には、助けが来るまで外部との連絡手段を確保することも検討しましょう。
●低姿勢での避難、非常脱出用具の利用
避難時に低い姿勢で移動することで、煙による有毒ガスの影響を受けにくくなります。
また、煙や有毒ガスから身を守るために、非常脱出用具や避難マスクを用意しておくと役立ちます。
これらの道具は、避難経路のすぐ手が届く場所に置いておき、緊急時にすぐに利用できるように準備しておきましょう。
●住宅以外の火災発生時の逃げ方
火災は家だけでなく、外出時にも起こる可能性はあります。
いざというときに焦らないように、事前に避難方法を知っておきましょう。
地下街:
パニックに巻き込まれるのが最も危険です。まずは落ち着きましょう。
地下街では、地上への出口が60mごとに設置されていますので、
館内放送や係員の指示、誘導灯に従って避難しましょう。
視界が悪いときは、姿勢を低くして壁に沿って歩くと出口を見つけやすいです。
ビル:
煙は毎秒3~5mの速さで上に昇っていきます。
上昇する煙に巻かれてしまう危険を避けるため、下に向かって逃げるのが基本です。
エレベーターは途中で止まってしまう恐れがあるので使用せず、階段で降りましょう。
下の階での火災の場合、内階段が煙突の役割を果たして煙が充満することがあるので、外階段で逃げましょう。
万が一下に降りられない場合は外階段で屋上に上り、風上側で救助を待ちます。
火災対策
●避難経路の確認と定期的な訓練
住居や職場の避難経路を確認し、非常階段や非常口を把握しておきましょう。
避難経路は物で通路が塞がれないように、日頃から物を置かないようにしておきましょう。
定期的な避難訓練を家庭内や職場で実施することで、火災発生時の適切な行動を身につけることができます。
特に子供や高齢者は、緊急時の行動を頻繁に確認することが重要です。
●火の始末と消火器の活用
火の始末はできるだけ安全な方法で行うようにし、火が拡大しないように注意しましょう。
また、家庭やオフィスには消火器を備えておき、使用方法を理解しておくことが重要です。
小規模な火災が拡大する前に、消火器で速やかに消火することができれば、被害を最小限に抑えることが可能です。
ただし、消火器での鎮火は安全な手段でのみ行い、火災が拡大するおそれがある場合は速やかに避難してください。
火災から身を守るためには、事前の備えと正しい行動が重要です。
これらの対策を講じて、火災への対応策を共有し、緊急時には冷静な判断と即座な行動を心がけましょう。
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