2020.04.24
コンパクトな車体で、いち早く病院へたどり着ける救急搬送車
皆さんは、急な災害や事故が起きたときの対策を考えていますか?防災グッズの用意や避難経路の確認、連絡先や薬のデータ化など様々な対策があります。怪我を負ってしまった場合は救急車を待つことになりますよね。しかし、救急車は渋滞に巻き込まれて到着が遅れてしまったり、場合によっては台数が足りない時もあります。今回は、けが人を素早く病院へ搬送することを考えて制作されたバイク型の搬送車、「Neura」をご紹介します。
コンパクトで軽量な車体、迅速な動きで走行
Neura は、長さが3.1mでとてもコンパクトな見た目となっています。先頭にバイクを接続して病院へと搬送されますが、患者用の担架が一つと救命士用の座席が一つという必要最低限の部品で組み立てることによって軽量化され、搬送もスムーズです。幅の狭い車線も隙間を縫って走行することができるので、渋滞に巻き込まれるリスクも減り、とにかく早く病院へ向かうことができます。
救急車が近づいた時の対応をしっかりと確認
今回はコンパクトな救急搬送車、「Neura」をご紹介しました。日本では交通量が少ない時間帯もありますが、海外、特にインドなどの国では常に交通量が多いため、Neuraがとても活躍しそうです。また、実際に救急車が渋滞に巻き込まれて患者さんが命を落としてしまうケースも起きています。このようなコンパクトで早い動きができる救急搬送車が、一刻も早い社会実装の実現をされることを願い、車を運転する方は、救急車が近づいたときの対応を今一度しっかりと確認しましょう。
Category システム