私たちは防災対策として、普段から様々な準備をしていますが、発生前から発生後までしっかりと考えてそれぞれの対策はできているでしょうか？例えば震災時、地震が発生する前から地震発生中、発生後のそれぞれに適切な防災対策が必要です。適切な防災対策は被害の拡大を防ぎ、精神的にも落ち着いて行動ができるようになります。今回は、地震の発生前から発生後までの対策をご紹介します。

地震を例にした、発生前から発生後までの対策

地震発生前
まずは、地震に備えて家具の固定やベッド回りに重さのあるものを置かないようにしましょう。ガラス製品や重量のあるものは戸棚の下の方に置いておくことも重要です。また、大型な電化製品も火災の恐れがあるため、倒れないようしっかりと固定しておきましょう。建物自体の地震対策の要件を満たしているか、保険に入っているかなども再度確認します。家の中の準備を終えたら、食料をしっかり確保し、懐中電灯などの基本的な防災グッズの準備に取り掛かります。家族の集合場所の設定もとても重要な準備です。

地震発生中
すぐに危険物から離れて机の下などの安全な場所へ避難します。子供と離れている場合はすぐに連絡し、安全の確認をしてください。

地震発生後
揺れが収まったら、まず最初の揺れよりも強い余震に備えて行動してください。ガラスなどを踏まないよう靴を履き、ガスや水道を止めます。また、周りにけがをした人が居たり、重症の場合はすぐに救急車を呼びましょう。

被害を最小限にするために

今回は地震を例にして、発生前から発生後までの対策をご紹介しました。何もわからない場合と、対策をひとつひとつ確認している場合では、災害時に受ける被害が大きく変わってきます。普段から災害が起きた場合を想定し、情報を取り入れ、突然襲う災害に備えましょう。

参照： https://safety.lovetoknow.com/Earthquake_Safety_Precautions