2025.09.15
vol.22【アイクラちゃんと防災を学ぼう】ハザードマップってなぁに?

ねえクラウド先生、前に「ハザードマップを見ておくといいよ」って言ってたよね。あれって、地震のときに見るものなの?
いい質問だね!ハザードマップは、地震だけじゃなくて、いろんな災害にそなえるための特別な地図なんだよ。
いろんな災害?どんなことが書いてあるの?
たとえば、津波がどこまで来そうか、土砂崩れが起こりそうな場所、洪水で水に浸かりそうな地域、道が通れなくなりそうな場所なんかが書いてあるんだ。

えっ、そんなにたくさんのことがわかるの!?すごい!
そうなんだ。たとえば海の近くに住んでいる人は津波のことを、山の近くなら土砂災害、川のそばなら洪水に気をつけないといけないんだ。それぞれの場所で、どんな災害が起こりやすいかをハザードマップで確かめておくと安心だよ。
なるほど〜。わたしの家の近くには川があるから、洪水が心配かも…。
それなら洪水ハザードマップを見て、どこまで水が来るかを調べておこう。色で危険なところがわかるようになってるから、色が濃い場所は特に注意が必要だよ。

学校の近くはどうかな?土砂災害って山が崩れるんだよね?
そうだね!山や崖の近くは、雨がたくさん降ると土砂災害が起きやすい場所なんだ。ハザードマップで見てみると、危ないエリアには「土砂災害警戒区域(どしゃさいがいけいかいくいき)」って書かれていることもあるんだよ。
じゃあ、災害が起きたときに通れない道も書いてあるの?
うん、道路防災情報(どうろぼうさいじょうほう)も見られるハザードマップもあるんだよ。「この道は通行止めになりやすいよ」とか、「避難するならこのルートがおすすめ」ってことがわかるから、とても役に立つんだ。
へえ〜、ただの地図だと思ってたけど、災害のことがたくさんわかるんだね!
そうだね!ハザードマップを使うときは、家のまわりや学校、よく行くスーパーや公園の場所を確認して、「もし災害が起きたらどこに逃げよう?」って家族と一緒に話し合っておくといいよ。
よし!さっそくおうちの人とハザードマップを見てみる!家からどこに逃げるか、話しておいたほうがいいよね?
避難場所だけじゃなくて、連絡が取れなくなったときの集合場所もしっかり家族で決めておくと、もっと安心だよ。
ハザードマップって、未来の自分を守るヒントがいっぱいなんだね!
いいこと言うね、アイクラちゃん!これからも、一緒に防災のことを学んでいこう!