2019.09.13
3.11の極限状態を教訓に生まれた「5年保存備蓄食」
「備蓄食」と聞き、イメージされるのは水・乾パン・お米の加工食品などが多いですよね。
5年間の保存が可能なゼリータイプの備蓄食の事例を紹介します。
水を必要としない備蓄食
自治体における備蓄食は水道・電気・ガスなどのインフラが復旧するまでの繋ぎ。
水が不足している状況で乾パンを摂取した際、喉が渇きます。
咀嚼力の弱い乳児や高齢者は食べることができないですよね。
本当に欲しかったのは「水なしで食べられる栄養価の高いもの」という思いから、
「ゼリー」という答えにたどり着いたそうです。
災害時の食糧問題を解決する世界初の備蓄ゼリー「LIFE STOCK」
口に入れると喉が渇いてしまう、咀嚼力の弱い乳児や高齢者の方は
食べられるものが限定されるという課題を解決。
さらに「震災太り」問題も考え、栄養バランスも考慮されているそうです。
災害が起こったあとも続く生活の助けの1つとなるか
災害直後は水がない状況のため、水を必要とする備蓄食を食べるのが難しいですよね。
さらに水が貴重だった場合、水分摂取を控え、健康被害も起こることが考えられます。
避難食だと栄養が偏り、さらなる健康被害が起こることが考えられます。
この「LIFE STOCK」が災害時に広く普及するといいですよね。