2024.10.11
【企業向け】防災研修やイベントでの防災VR活用例
企業において、従業員の安全確保やリスクマネジメントの向上は重要な課題です。
特に災害時の初動対応や避難行動を正しく学ぶためには、実践的かつ効果的な訓練が不可欠です。
そこで注目されているのが、VR(バーチャルリアリティ)を活用した防災訓練です。
企業内の研修や防災イベントにVRを導入することで、参加者はよりリアルな環境での体験を通じて、災害への備えを強化できます。
CASE1:防災研修でのVR活用
VRを利用した防災研修は、従業員が災害時のシミュレーションを実際に体感することで、従来の座学や講義よりも理解を深めることができます。
例えば、地震や火災の際の避難ルートの確認や、安全な行動を仮想空間で体験することで、緊急時の冷静な判断力と行動力を養うことができます。
このように、現場に即したリアルな体験が可能なVR研修は、企業にとって非常に効果的な手段です。
実際の活用事例
写真:前田建設工業株式会社中部支店様での防災訓練の様子
写真提供:前田建設工業株式会社様
愛知県名古屋市にある「前田建設工業株式会社中部支店様」の防災訓練にて、
火災現場からの避難をVRで体験出来る「防災VR for Mobile 火災編」を導入して頂きました。
定期実施している防災訓練とあわせて、VRで擬似体験することで、社員のみなさまにより防災への意識を高めることを目的に体験ブースを設置していただきました。
CASE2:防災イベント主催での活用
企業が地域向けに防災イベントを主催する際にも、VRを活用することで、参加者に対してインパクトのある体験型防災教育を提供できます。
VRを使ったシミュレーションは、参加者が災害時の緊急対応や避難行動をリアルに体験できるため、参加者の理解が深まり、イベントの質も大幅に向上します。
また、従業員だけでなく、地域住民やパートナー企業を巻き込んだ防災イベントでは、より広範な層に向けて防災意識を高めることができます。
VRの活用により、企業が主催する防災イベントは、単なる講義型のイベントから、体験型の学びを提供する場へと変わり、防災対策に関する関心や意識を大いに高めることが期待されます。
実際の活用事例
写真:港宮崎山形屋「四季ふれあいモール」での親子で防災VR体験の様子
写真提供:港宮崎山形屋様
宮崎県にある宮崎山形屋「四季ふれあいモール」にて開催された「災害体験イベント」に
地震体験が出来る「防災VR 地震編 for Mobile」
浸水体験が出来る「浸水AR for Tablet」
を導入して頂きました。
東日本大地震が発生した3月に合わせて開催された「災害体験イベント」に弊社防災VR・ARブースを設置し、南海トラフ巨大地震等の大規模災害への備えの周知と啓発、県民の防災力の向上を図りました。
オフィス環境に応じたカスタマイズ
防災VRは、各企業のオフィス環境や業種に応じてカスタマイズが可能です。
例えば、高層ビル内のオフィスや製造業の工場など、業務内容や勤務環境に合わせた災害シナリオを設定し、実際の勤務場所で起こりうるリスクに対する訓練ができます。
繰り返し実施可能な研修
VRを使用した防災訓練は、従業員が定期的に参加しやすく、何度でも繰り返し実施できるというメリットがあります。
特に、新入社員や部門異動時など、重要なタイミングでの防災訓練が容易に行え、従業員全員の防災スキルを継続的に向上させることが可能です。
また、訓練結果を分析し、改善点を把握することで、企業全体の防災体制の強化につながります。
防災VRの導入をお考えの企業様へ
私たちの防災VRシステムは、企業のニーズに合わせた研修・イベントパッケージを提供しています。
オフィスや工場など、環境に応じたカスタマイズが可能で、効率的かつ効果的な研修をサポートします。
さらに、企業向けオリジナルカスタマイズもご用意しております。導入コストに不安がある企業様もどのようにカスタマイズパッケージを作っていくか費用と合わせて提案します。
詳細や導入のご相談は、下記へお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
株式会社アイデアクラウド
TEL:052-253-9866(平日10:00~18:00)
担当:後藤
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