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2020.02.14

通常時と災害時、切り替え可能な洋式水洗トイレ

通常時と災害時、切り替え可能な洋式水洗トイレ

防災グッズや避難場所は確認していても、トイレ問題への情報は見落とされがちです。災害時、避難所では長蛇の列が出来、衛生面の管理も行き届かない場合が多く、感染症などの二次災害が起きてしまうことがあります。 以前の記事でもご紹介した、災害時に見落とされがちなこちらのトイレ問題について、今回も新たなデザインをご紹介いたします。

震災時の深刻なトイレ問題

トイレ問題が特に深刻となるのは震災時です。震災が起きると断水や停電が発生し、多くの水洗トイレは使用できなくなります。水洗トイレが使用できなくなったときに考えられる仮設トイレですが、こちらの仮設トイレが設置されるのにはどのくらいの時間が掛かるかご存知でしょうか。国土交通省が発表した「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン2018年版」によると、東日本大震災時に仮設トイレが避難所に行き渡るまでに要した日数は、4日以上が全体の 66%、最も日数を要した地方公共団体は65日とされています。さらに仮設トイレの多くは建設現場での使用を主要目的として作られているため洋式が少なく、段差があったり狭かったりするため、年配の方や小さい子供が使用するには難しい作りとなっています。

断水時、切り替え可能な洋式水洗トイレ

こちらのレジリエンストイレは株式会社LIXILによって開発された、災害配慮トイレです。普段は洗浄水量5Lの水洗トイレとして使用できます。普通、断水時に水洗トイレを洗浄するにはバケツ一杯の水を勢い良く流さなければならず、身体的な負担が多いのですが、レジリエンストイレは洗浄水量の切り替えが可能で、1Lの水で洗浄をすることができます。毎回水を流す使い方と、ペットボトルをタンクに差し込む二通りの使用方法があり、常に清潔に多くの方が簡単にトイレを使用することができます。

今一度トイレの見直しを

今回は災害時などを配慮した、レジリエンストイレをご紹介しました。トイレが不衛生な空間になってしまうと、トイレに行く回数が減ってしまったり、回数を減らすために水分を減らしてしまったりと悪影響が多くなってしまいます。このようなトイレが避難場所となるような学校などに設置されると、災害時のトイレ問題も減るのではないでしょうか。また、在宅避難が多くなっている今、この機会にご自宅のトイレも見直してみてはいかがでしょうか。

参照: https://www.g-mark.org/award/describe/49226?token=Vqj9YUS7bc http://www.mlit.go.jp/common/001111250.pdf

Category 防災グッズ