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2019.07.19

救援物資を届けるコンテナをアメリカの大学生が設計

救援物資を届けるコンテナをアメリカの大学生が設計

防災に関する世界の取り組みを紹介していきます。
第11回はアメリカの大学生チームが開発した災害救援活動を助けてくれるコンテナを紹介します。

アメリカのミネソタ州で開催されたイノベーションのコンペティション3M Disruptive Design Challengeで、ノースダコタ州立大学の7人の学生チームが災害救援活動を助けてくれるコンテナ「The Dazzle Box」を発表し、見事優勝しました。

震災発生時に支援物資を届ける課題

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このコンペティションでは震災の影響で離れた場所やアクセスできない場所に救援物資を届けることができる緊急救援物資コンテナの設計と開発がテーマとなっています。震災発生時に陸路が絶たれた場所で空から救援物資の配給をすることを想定し、投下時の耐久性・弾力性をテストするためにコンテナをクレーンに積載し40メートルの高さ(地面まで約150フィート)から落とすなど、厳しいテストが実施されました。

形状・内部にもこだわった設計

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優勝チームが開発したプロジェクト「The Dazzle Box」は、切頭八面体の形状をしたコンテナです。八面体の形状を採用することにより落下時の衝撃が軽減され、さらに輸送時には限られたスペースの中で効率的に積み重ねることができます。

コンテナの内部に使用されているクッション素材は衝撃を吸収するのを助け、地上に落下した後はそれらを寝具、クッション、枕、スポンジとして再利用することも可能です。外側には被災者がコンテナを簡単に見つけられるように、鮮やかな色のテープと点滅するLEDライトを実装。物資を運ぶときだけでなく、実際に使用する被災者のことも考えて設計されています。

災害発生後の支援の強化

起こってしまった災害で生き残るためには、普段からの備えが大切です。救援物資や災害キットなどの準備も大切ですが、災害により隔離されてしまった地域ではそれらを手に入れるための手段が必要不可欠です。こういった支援の取り組みで災害に備え、災害発生時にスムーズな物資の供給が可能になれば、被害を減らすことに繋がっていきそうです。

参考:https://www.3m-ddc.com/