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2019.08.05

避難場所を表示して人命を守るサイネージ

避難場所を表示して人命を守るサイネージ

防災に関する世界の取り組みを紹介していきます。
第22回はスウェーデンで行われた寒さから人命を守るプロジェクトを紹介します。

冬の寒さは人体に大きく影響を与え、時には人の命を奪います。スウェーデンのサイネージ広告会社の老舗Clear Channelは、寒い冬の間にストックホルムのホームレスの人々を避難所に向かわせるために、自治体と協力して避難喚起プロジェクトを行いました。

サイネージで避難を促す

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このプロジェクトによりストックホルムにある53台のサイネージが、気温が-7℃以下になったときに避難所への指示が表示されるようプログラムされました。このプロジェクトは、ホームレスの集まる都市部を対象とし、正確な位置をナビゲーションをするために位置データを使用します。気温が-7℃の「危機点」を上回ると、代わりに一般の人々が毛布や食べ物などの便利なアイテムを寄付する方法が表示されます。

今後も地域を広げて展開を計画

このプロジェクトは、増え続けるヨーロッパのホームレスの人々に解決策を提供することを目的としています。キャンペーンは2018年の12月に導入され、翌年の1月末まで実施されました。今後は他の都市にまたがった別の地域への展開も計画されています。

災害の予想に期待

屋外で過ごさなければならないホームレスの人々にとっては、真冬の寒さは大変危険で命を落とす可能性もある危機となります。街中のサイネージ広告が避難場所を示してくれることで、寒気がもたらす凍傷の被害や命にかかわる被害を防ぐことができます。今後も最新の技術を使った人命を守る取り組みの発展が期待されますね。

参考:https://www.clearchannel.se/news/nytt-nodsystem-ska-hjalpa-utsatta-undan-kylan/